リングについてあれこれ

今回はLOVERS SCENEで最も多く取り揃えております「リング」について、歴史から意味まで掘り下げていきたいと思います。

リング(正式にはフィンガーリング)は、昔は魔よけや印鑑として使われていたもののうち、 印章指輪(シール)が装飾用として用いられるようになったようです。
15~16世紀以降からは、主に女性専用のものと言う見方に変わってきました。
婚約・結婚指輪はなぜ薬指につけるのか

指輪の代表的なイメージはやはり「婚約指輪」「結婚指輪」
男女の間で指輪を贈る習慣は、すでにローマ時代にあったと言われています。
さて、なぜ結婚指輪は左手の薬指にはめるのかについてはいくつかの説があります。
まず、薬指の血管が心臓につながっているからという説。
薬指はクリエイト(創造)を意味する指と言われ、これから新しい世界を生み出し進んでいく意味をシンボライズしているからという説。
薬指はあまり使う指ではないため、指輪自体が傷ついたり割れる危険性がないからという説などがあるようです。

つける指それぞれの意味
人差し指方向を示したり行動を指示したりする指ですが、中世キリスト教の司教には、ブルーサファイアのリングが叙任のしるしとして与えられ必ず人差し指にはめられました。
それは、人々を導き教えるという行動を意味し、その象徴としての意味があったそうです。
また、ローマ時代では、軍団の将校を任命した際のリングも人差し指にはめられました。
今日では、人差し指独身主義者、独身の人がはめる指ともいわれています。その理由は案外こんなところからきているようです。

中指を象徴するものは、直観、インスピレーションです。人生、あるいは未来に対しての予見、これからの生き方に関わることを意味します。そこから、中指は未婚の人がはめる指とされています。

小指チャンスや秘密を象徴する指です。
リングのデザイン
リングにはさまざまなデザインがありますが、基本的なタイプをご紹介します。

1.バンド型-全体がほぼ同じ幅のもの ※エタニティリング(出産を記念して妻に贈るリング)など

2.ソリテール型-輪に一個の宝石や装飾の施されているもの


3.スパイラル型-らせん状に指に巻き付けるもの。 ※フリーサイズとしても使えます。

4.ツインリング型-2つあるいはそれ以上のものを1か所でからませ一組にしたもの





※参考文献:ジュエリーブック 齋藤貴子著 ナツメ社


いかがでしたか?
リングの起源からデザインまで簡単に見ていきましたが、深く知るほどこだわって選びたくなりますね。
LOVERS SCENEでは様々なデザインのリングをご用意しております。
当店の既存のペアリングから石やカラーを変更したいなどのセミオーダーをご希望になる場合、できる範囲でご要望にお応えしたいと考えております。
初めからあきらめずにお気軽にご相談ください。